2021-02-24 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
発電単価が上がります。発電しないと、原油は使わないのでコスト掛からないように見えますけれども、固定資産だとかいろんなコストが掛かります、維持管理が掛かります。原油が上がっても価格に転嫁できるので余り懐が痛まないんですけれども、稼働率が下がると、それは懐が痛むわけですね。つまり、利益が減ります。今の経営者が困ります。困るとどうするか。あらゆる手段で妨害するでしょう。
発電単価が上がります。発電しないと、原油は使わないのでコスト掛からないように見えますけれども、固定資産だとかいろんなコストが掛かります、維持管理が掛かります。原油が上がっても価格に転嫁できるので余り懐が痛まないんですけれども、稼働率が下がると、それは懐が痛むわけですね。つまり、利益が減ります。今の経営者が困ります。困るとどうするか。あらゆる手段で妨害するでしょう。
左上のグラフは日本における発電単価でありますが、ガス輸入のインフラが不足しているアジア諸国では石炭に優位性があるというふうに考えられますが、それでもガスはこの石炭に十分競合し得る発電燃料であります。また、ガソリンとかディーゼル、非常に大きく需要がこれからアジアで伸びていきますが、これに代わるクリーンで安価な自動車用の燃料としても天然ガスが急成長をしております。
メガソーラーの発電単価、LCOE、建設費、運転維持費、それから廃棄コスト、これを足し上げて発電量で割ったものでありますけれども、これは二〇〇九年からどう推移しているか。二〇二二年の見通しも含めて、二〇〇九年、二〇一三年、二〇一七年と、それから二〇二二年の見通しということで明らかにしてください。
これでどうやって世界で太刀打ちできる再生可能エネルギーの発電単価等を実現できるのかということになってくると思います。原発優先が再エネを阻害していることは、九州電力の再エネ出力抑制からも明らかです。 そこで伺いますが、九州電力は、昨年十月十三日に九州本土で初めての再エネ出力抑制を実施をいたしましたが、これまでに出力抑制を行った日数というのはどのようになっているでしょうか。
フルMOX燃料による発電、これを予定しているのは大間原子力発電所であるというふうに認識をしておりますが、各電力会社による発電単価、これにつきましては、競争上の問題もございますので、政府としてお答えする立場にはないということについて御理解をいただきたいというふうに思っております。
先日の政府答弁でも、事故関連費用が一兆円増加したとしても、発電単価は一キロワット当たり〇・〇二円キロワットアワーの微増でしかなく、石炭やLNGと比較しても安い電源であると、これまで同様に原発の安価神話を改めようとしていないのが現実であります。
といいますのは、今、発電単価についても政府は把握していない、MOX燃料、その他のウラン燃料の製造単価も把握していない、海外で燃料をつくった場合と国内で燃料をつくった場合のその価格についても把握していないということなんですが、それでは、設置許可をする際に、収支採算とか事業見通し、これは必須項目ではないということでよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、ちょっと、さらに事実だけをお伺いしたいんですけれども、大間原子力発電所とその他の原子力発電所の電力の発電単価、これについては経産省では把握しておられるでしょうか。
各電力会社におけるその発電単価に関しましては、これは競争上の問題もございますので、政府としてお答えする立場にはございません。 以上でございます。
柏崎刈羽のうち、一号機と七号機は相対的に発電単価が低いものを動かそうとしておりますが、自前で一応フィルターつきベントをつけようとしているらしいですが、これの精査も含めてやって、仮に動かしたとしても、既に火力発電所の発電単価を大幅に上回っている状況でありますから、動かす意味がどういうところにあるのかということを厳しく問わなければいけない。
加えて、第二に、現状で考えると、どの原発も、相対的にコストの安いものから、発電単価が安くなるものから動かそうとしているんですが、四十年廃炉を原則にして、そして、残りの発電期間だけで安全投資を踏まえて、これがまた、フィルターつきベントが入っていたり入っていなかったりする値上げ申請の数字がかなり怪しいんですけれども、この怪しい数字を含めても、もう既にガスや石炭の発電単価を上回っております。
そもそも、石炭発電というのは発電単価が非常に安いわけですよね、キロワットアワーで十円。太陽光は四十円とかいうような話もありますが、全ての電源の中でも極めて安い。それから、石炭の世界的な可採年数、採掘可能な年数というのも百二十年と、相対的に、比較的に一番長い。
ところが、東京電力が条件とする発電単価が非常に安いことから、これを満たす電源は石炭火力しかないとの見方が多く、当初からこれは問題、課題になっておりました。 我が国の温暖化目標が設定されていない状況で石炭火力発電がふえていく状況となれば、地球温暖化対策の見通しはますます不透明になっていきます。
他方で、傾斜の大きい地点あるいは法規制のあるところ、あるいは極端に発電単価の高いところなどは除いております。
発電単価がほかの電源と比べて高い、また、商業的に大規模に利用されていないという点にあります。 しかし、地球温暖化等を考慮すれば、比較的短期間のうちに再生可能エネルギー設備を普及する必要があるわけでありまして、そのために再生可能エネルギーに短期間で競争力を獲得させる、そういう政策が必要となってきているわけであります。
今のを、さらに運転期間十六年、設備利用率七〇%、割引率三%とすると、あわせて紹介しておきますと、発電単価八円二十銭ということで、これはかつて資料に出しておりましたから、そういったものでいくと、実際には一キロワット時当たり十円六、七十銭から十一円を超えるぐらいになってくる。
これまで政府は、原発の話になりますと、原発は発電単価が安い、一キロワット時当たり五円三十銭、最も安いということを言ってきました。
御案内のとおり、火力発電は石炭、石油、天然ガスの三種類でありますが、この中でも発電単価が最も安価である石炭に関して、IGCC等の高効率石炭火力発電の技術開発及び二酸化炭素を回収し地中または海中に貯留するCCSの技術開発に対する支援を強化していくべきだと考えておりますが、経済産業省の御見解をお伺いいたします。
再生可能エネルギーを普及させるための社会的制約の第一は、現段階では再生可能エネルギーが市場競争力を持っていない、つまり、発電単価が他の電源と比べて高く、商業的に大規模に利用されていないという点にあります。しかし、既に世界的な化石燃料の価格高騰の状況や原子力発電のコストの問題、また、再生可能エネルギー技術が進展していくことを考えれば、この点は解消されていく可能性があります。
石油や石炭それから水力よりも原発の発電単価はコストが安い。しかし、先ほども議論させていただいたように、地震、津波安全対策、そういったコストを考えていくと、果たして本当に安上がりなのか。
そのコストについては、総合資源エネルギー調査会電気事業分科会のコスト等検討小委員会の報告によれば、原子力発電所について、建設単価はキロワット当たり約二十七万九千円、発電単価は一定の前提のもとでキロワットアワー当たり五・三円と見積もられ、他の電源と比較しても遜色ない、こうされておるところでございます。
しかし、電力自由化が進む中で、発電単価の安い石炭火力発電所が多くできてきたというのも御承知のことと思いますが、我が国のエネルギー起源のCO2の排出量のうち、実にその三割以上が火力発電所からのもので、そのうちの過半数が石炭火力から排出されております。
私の聞きたいのは、ある原発で燃料を切りかえる、濃縮ウランでワンススルーというものからMOX燃料、プルサーマルというものに切りかえた場合の発電単価がどうなるかということでございます。
そういう中で、国の総合資源エネルギー調査会では、発電単価が原子力というエネルギー源が五・九円と一番安いというふうに発表しているわけなんです。今後、その原子力発電も、稼働して三十年ぐらいたちまして、耐用年数ですとか、いろいろな問題があります。
自由化範囲の拡大による価格などの競争拡大に伴いまして、発電単価の高い自然エネルギー、これを利用しました発電所や長期の建設期間を要します発電所、費用のかかる発電所が敬遠されまして、発電コストや建設期間の面で有利な化石燃料による発電所建設にシフトするおそれはないだろうかという危惧を持っております。